俳優だけでなく、監督としても活躍しているベン・アフレックの弟、ケイシー・アフレックがアカデミー主演男優賞を受賞した本作。
観たいと思っていてなかなか観るタイミングなかったんですが、何とAmazonプライムで出ていたのでこの機会に観てみました。
あらすじはWikipediaより、
リー・チャンドラーは短気な性格で血の気が多く一匹狼で、ボストンの住宅街で便利屋として生計を立てていた。
ある冬の日、リーは兄のジョーが心臓発作で亡くなったとの電話を受けた。故郷の町「マンチェスター・バイ・ザ・シー」に帰ったリーは、自分が16歳になるジョーの息子の後見人に選出されたことを知らされる。兄を失った悲しみや自分に甥が養育できるだろうかという不安に向き合うリーだったが、彼はそれ以上に暗い過去、重い問題を抱えていた。
人生いろんなことがある
リーの抱える重い問題は物語の核心部分なので伏せておきます。でも、その問題を抱えながら、もがいて前向きに生きようとする男の生きざまや、周りの人達の優しさが印象的。
ところどころ笑える(笑っちゃいけないんだろうけど)シーンもあったり、Fxxkを連発して喧嘩したりと、単なる悲劇にしていないのがこの映画の面白いところ。
ケイシー・アフレックの「背中で語る演技」がとても印象的でした。人生良いことも、悪いこともいろんなことが起こりますが、人は行きていけるという希望を持てる素晴らしい映画でした。