少し前に岡山県にある「犬島」へ足を運びました。四国へあてのない旅をしていたところ、香川に住んでいる大学時代の先輩が「直島いくなら犬島の方がオススメ」と教えてくれました。
オススメ通り、本当に素晴らしい島でしたので行き方含めてご紹介します。
高松(香川県)から犬島へのルート
犬島へは岡山県から行くルートと、香川県の高松から行くルートがあります。今回は高松からフェリーと高速船で向かいました。
気をつけなければ行けないのは、直行では行けないのである程度時間に余裕を持って行く必要があります。今回は朝から夜までのルートで犬島での実質滞在は3時間弱でした。島自体は小さく、歩いて大体回れるのでそれでも十分楽しむことができます。
行きのルート
1:高松-直島(宮浦)航路
高松発 10:14 → 直島(宮浦)着 11:04
4:直島(宮浦)-豊島(家浦)-犬島航路
直島発 11:55 → 豊島(家浦)着 12:17・豊島(家浦)発 12:25 → 犬島着 12:50
帰りのルート
4:直島(宮浦)-豊島(家浦)-犬島航路
犬島発 15:20 → 豊島(家浦)着 15:45・豊島(家浦)発 15:55 → 直島着 16:17
1:高松-直島(宮浦)航路
直島(宮浦)発 17:00 → 高松着 18:00
利用したのは四国汽船さん。
四国汽船 時刻表
レトロ好きにはたまらない犬島精錬所美術館
犬島精錬所美術館とは、、
犬島精錬所美術館は、犬島に残る銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館です。「在るものを活かし、無いものを創る」というコンセプトのもと作られた美術館は既存の煙突やカラミ煉瓦、太陽や地熱などの自然エネルギーを利用した環境に負荷を与えない三分一博志の建築と、日本の近代化に警鐘をならした三島由紀夫をモチーフにした柳幸典の作品、また植物の力を利用した高度な水質浄化システムを導入しています。「遺産、建築、アート、環境」による循環型社会を意識したプロジェクトといえます。
エントランスから醸し出されるレトロ感。100年以上前に利用されていた精錬所らしいのですが、実際稼働したのはほんの10年程。何とも儚い感じがレトロ好きにはたまりません。
美術館への入り口も精錬所をそのまま使っていて秘境に入るようでワクワクします。
建物のすぐ側は海。
蔦(のような植物)もいい感じです。
精錬所美術館の中は撮影禁止なので美術館の周りにある廃墟を散策。煙突もそのまま残されています。
遺構。
美術館の外観。建物はクリーンな空調が使われていて、自然に優しい美術館となっています。
精錬所カフェも併設されてました。
とにかくもう廃墟感がすごいのと、美術館のコントラストがすごかったです。人も少なかったので静かにじっくりと回ることができました。時間も1時間あれば回りきることができます。
犬島のランチはUkicafe(ウキカフェ)へ
犬島のランチは島の真ん中ひっそりと佇む古民家を改装したウキカフェへ。犬島港から歩いて10分かからないところにあります。
晴れた日には外のテーブルでも食べられます。
普通のお家を改装しているので親戚の家に来ているみたいな感覚。
バジルのパスタが美味しかったです。
お店の中には懐かしのサッカーゲームや、
外にはブランコなどがあり、こちらも美術館と同様懐かしいレトロな雰囲気がたっぷり詰まった素敵なカフェでした。
店名:Ukicafe
電話番号:086-947-0877
住所:岡山県岡山市東区犬島293−2
定休日:火曜日
営業時間:10:00~17:00
犬島へのアクセス
冒頭にも書いたとおり、犬島へはフェリーと高速船を乗り継いでしか行けません。時間に余裕を持って行かれることをおすすめします。
高松から犬島へは、四国汽船が便利です。