イギリス滞在中にロンドンから少し足を伸ばして小さな田舎町、「ライ」へ行ってきました。中世イギリスの風景が広がる美しい町でした。
ロンドンからライへの行き方
ライへは電車で向かうのが便利。ロンドンの少し北のほうにある、セント・パンクラス(St Pancras station)駅から特急電車が出ているので、それを利用するのが最短です。
地下鉄のサークルラインや、ピカデリーライン、ヴィクトリアライン等主要な路線が通ってるのでアクセスもいいです。
駅舎も歴史のある建物ですごく立派。
ただしライへは直行では行けなくて、途中のアシュフォードインターナショナル駅で乗り換えて、1時間ちょっとかかります。
チケットの購入
イギリスの電車は窓口で買うよりも、ネットで事前に購入した方が安いケースが多いので、事前にTrainlineで購入。サイトは英語ですが乗車日と乗車駅と降りる駅(セントパンクラス駅とライ駅)を指定すれば乗車可能な電車が一覧で表示されるので、英語が苦手でも簡単に購入できます。
購入完了すればメールで予約番号が送られてくるので、メモしておくのと、発券時に購入に使ったクレジットカードが必要になるので忘れないようにしましょう。
乗車当日は駅にたくさん設置されている自動発券機に購入時のクレジットカードを入れて、予約番号を入力すれば発券されます。
アッシュフォードインターナショナル駅で乗り換え
電車に乗ってしばらくすると車掌さんが検札に回ってきますので、購入したチケットを提示しましょう。
こんな感じでパチンと穴を空けてくれます。
乗り換えのアッシュフォードインターナショナル駅には40分程で到着。乗り換え時間は約10分。ホームにはスタバもありましたが、時間が少ないので今回は諦めました。
ここから各駅停車でライに向かいます。この日は日本と同じくらい乗客がいて、結構きつい満員電車でした。アッシュフォードからライへは20分ほど。揺られます。
特急と違って電車はゆっくり走るので、車窓からは「THE イングランド」って感じの風景が。リアル世界の車窓からです。
iPhoneで適当に撮ってもこんな感じで絵になる風景です。
中世の魅力たっぷりの田舎町「ライ」
20分程揺られると、ライに到着します。駅舎が既にレンガ造りで小さくて素敵。満員電車だったのでほとんどライで降りるのかと思ってましたが、あまり人は降りませんでした。観光地としてはそこまで大きくないのかな、と思ったり。
何枚か町の写真をご紹介します。
駅前のロータリーから。4月半ばはまだまだ寒かったですが、早咲きの桜が出迎えてくれました。
お惣菜屋さんもかわいい。
レコード屋さん。古いレコードが大量にあったけど、荷物になるので買えず残念。
町の中心部にある「セントメアリー教会」。ステンドグラスが素敵です。
教会は町の一番の高台(といってもそんなに高くない)にあって、塔の上まで登ることができます。この日はおじいちゃんおばあちゃんの団体と重なってしまってしまい、前が詰まってゆっくり登りました。
結構急な梯子を登るとライの町が一望出来ます。
民家もレトロ。すごくいい。
路地。
足つぼ刺激する石畳の路地。
路地を走るミニ。(もうBMWの傘下になっちゃたけど)
ランチは老舗ホテル、マーメイド・インで
到着したのが昼前で、少し歩き疲れたのでライにある老舗ホテル「マーメイド・イン」でランチをすることに。
見るからに格式ありそうな外観ですが、ランチの値段は良心的でした。
フライドフィッシュサンドとクラフトビールを。
店内はこんな感じ。
たくさんの著名人もホテルに泊まってたみたいです。
小さい町なので2時間あれば充分まわれる
ライ自体はとても小さい町で、歩いて回っても2時間あれば充分。ロンドンからも日帰りで余裕で行けます。日程に余裕があれば、ランチをしたマーメイドインで1泊してのんびり過ごすのもあり。
駅舎の中もこんな感じでこじんまりとしています。
ロンドンからライへはセントパンクラス駅から特急で40分、アッシュフォード駅まで行って乗り換え、各駅停車に揺られて20分程で到着します。約1時間で中世のイギリスが堪能出来る素敵な町並みを是非。