2年ほど前に購入したiPad Pro。外出時や出張時にはMacBook Proの代わりに持って行って仕事に使っていたものの、メインの仕事ではなくサブ的な位置付けにとどまっていました。
せっかくあるんだから最大限活用してみよう、と思い今回思い切って仕事の全てをiPad Proに切り替えました。
これまでの仕事
自分は営業と営業のマネージャーの仕事を主にしているので、基本的にはコーディングとかデザインをするといったことはありません。顧客とのコミュニケーションにメールを使ったり、数字の管理をしたり、ドキュメントを作ったりするくらいです。
ソースコードを見る解析的な仕事やFTP使ってファイルアップをたまにするぐらいでした。
使ったのはiPad Pro10.5(1世代前のやつ)とsmart keyboardの組み合わせ。
結果どうだったか
何も問題はありませんでした。むしろメリットの方が大きかったです。
iPad Proを仕事で使って出来たこと
ドキュメント的なもの
Office系アプリ(Excel、PowerPoint、Word)を使った仕事は基本的に問題なくできました。WordはGoogleドキュメントで、PowerPointはそもそもそんなに使いませんでした。
Excelはマクロは使えませんが、そもそもそんなにヘビーな使い方をしないので問題なし。
メール関係
メールはこれまでGmailの公式アプリを使ってたんですが、添付ファイルがGoogleドライブ経由でしか出来なかったり、色々問題がありました。
今回は思い切ってアプリを刷新。ネット上で評判のよかったsparkに移行。結果これは大成功。Gmail公式アプリでダメだったところを全てカバーしてくれたので満足しています。
チャット
slackアプリがそのまま使えました。デスクトップアプリと遜色ありません。
移動がびっくりするくらい楽になった
これは当たり前なんですが、外出時に約1.3kgのMacBook Proを持ち歩くよりもはるかに荷物が小さく、軽く、薄くなりました。休日も何かあったら仕事ができるようにと持ち歩いてたが荷物がiPadのみになったのでこれはかなり楽です。
移動時に荷物が軽いと気持ちも楽になります。電車とか立ってても全く苦にならないです。
こないだ行ったイギリスもiPad Pro1台で全てこなせました。
出来なかったこと
出来なかったこと言えば、Googleスプレッドシートのアプリがかなり使いにくかったこと。全く使えないことはないけれど、使ってて結構ストレスがたまりました。
具体的には
- ショートカットキーが使えない(コピペはタップしてメニューを出す必要がある)
- セル内の改行が出来ない
- 複数のスプレッドシートを並列で見れない(これは他も同様だがスプレッドシートを使う場合はかなり重要)
- 縦横のスクロールでおかしな挙動をする
- そもそも画面が小さいので一覧で色々確認ができない笑
等です。
なのでどうしてもスプレッドシートを使って何かする必要がある場合だけ、MacBook Proを出して使ってました。
その他iPad Proでできなくて困るといったことはそんなにありません。
【結論】仕事をiPadメインにして思ったこと
これを書きながら整理してても、思っている以上に普段使ってるアプリが少なかったんだと思いました。物理的に出来ることを制限することで、本当に必要な仕事に集中することが実現できているように思います。
次の新しいiPadOSでは同一アプリを並列で表示できたり、ファイルアプリケーションが改善されたりとよりPCライクな使い方もできるようなので楽しみ。
初めは全てを切り替えるのは結構怖かったんですが、やってみると意外とあっさりできました。iPadを持て余してるみなさん、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにこの文章もiPad ProとBearというアプリを使って書いてます。書き心地もいいです。