仕事でエクセルを触る機会が多く、自分のMacにもOffice for Macをインストールして使っています。

長いこと使っていると、日本語の入力がもたついてしまい、一文字入力するのにも数秒かかることもしばしば。エクセルや端末を再起動しても解消せず、ハードとソフトの相性の問題かと思ってましたが、Appleの公式サポートに解決方法があったのでご紹介。




【環境】
MacBook Pro retina(2013 early)
OS X Yosemite 10.10.3
Excel for Mac 2011 ver.14.4.8

以下、手順になります。

1.Excellを終了
2.Lunchpad>その他>Font Book を開く
3.Fontの重複を解消させます。
 -1.左側ペイン”コレクション”から”全てのフォント”を選択し、真ん中ペインのFontを全て選択し
  副ボタンクリック、コンテキストメニューより”フォントを検証”を実行
 -2.検証が進行し下段のプログレスバーの進捗が完了したら、左上のリストボックスより”警告およびエラー”を選択する。
  すると重複が有るものが表示されます。
  尚、この時点で重複項目は自動で「切」になりますので、フォントを検証の画面を×で閉じます。
 -3.元の画面に戻って重複していたfontの▶︎を開いて確認すると、重複項目が「切」であることが確認できます。
  fontの重複は以上で解消です。

4.環境設定ファイルの削除
 -1. Finder起動し「Shift + ⌘ + G」で次を入力し移動「~/Library/Preferences/」
 -2. 以下2ファイルを削除 
   com.microsoft.Excel.plist
   com.microsoft.office.plist

   ※ファイルが壊れている場合 ~.plistの後ろに英語8文字ついた0byteのファイルがあるのでそちらも削除
   例) com.microsoft.Excel.plistEGB987SF

 環境設定ファイルの削除は以上で完了

5.cacheの削除
 -1. Finder起動し「Shift + ⌘ + G」で次を入力し移動「~/Library/Caches/」

 -2. ”Microsoft”フォルダを削除

 以上でcacheの削除は完了

6.アプリケーションを全て終了し再起動してください。

参考:Excel2011で日本語入力のスピードが極端に遅い

何も考えずに上記の順番で実行すれば入力のもたつきは完全になくなりました。

Googleドライブとかクラウドに移行すればいいんですが、まだまだ物理的な「ファイル」というものに縛られて生きています。なんだか皮肉。




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