またまたMacのストレージを圧迫するファイルを削除するネタです。(容量が減るとすぐに気になってしまうタイプ…)
気付いたらすぐ数GB単位でストレージが減ってしまっているMacですが、今回はlost+foundを削除してみたいと思います。
「削除する」と言ったものの、「Macintosh HD>lost+found」に入っている「iNode●●●●●●●●(●は数字)」ファイルをゴミ箱に入れるだけです。
とりあえず、中身に何が入ってるか分からずに削除するのも気持ち悪いので、確認してみます。
$ ls -la /lost+found total 10087448 drwxrwxrwt 4 root wheel 136 5 15 09:48 . drwxr-xr-x 35 root wheel 1258 5 15 09:09 .. -rw-r--r--@ 1 MyMac wheel 6148 5 15 09:48 .DS_Store -rw-r--r-- 1 root wheel 5164763151 10 17 2014 iNode32972434
一番下にある、iNode32972434のファイルサイズを確認すると…
5164763151byte = 約4.8GB
ストレージが250GBちょっとの僕のMacにとっては、例え5GB弱でも貴重な容量です。なのでlost+foundは無視できません。
fileコマンドでファイルの種類を確認してみる。
$ file /lost+found/iNode* /lost+found/iNode32972434: xar archive - version 1
どうやらxarの圧縮ファイルのようなので、中身を確認してみます。
$ xar -t -f /lost+found/iNode32972434 Distribution InstallMacOSX.pkg InstallMacOSX.pkg/Bom InstallMacOSX.pkg/Payload InstallMacOSX.pkg/Scripts InstallMacOSX.pkg/PackageInfo InstallMacOSX.pkg/InstallESD.dmg Resources Resources/ar.lproj Resources/ar.lproj/Localizable.strings 以下略
中身はOSXのインストールをした時に使ったファイルや、色んな国に対応させるためのローカライズ系のファイルみたいです。どちらも必要なさそうだったので、安心して削除してみました。