数ヶ月前からGoogleの検索で複数ワードを入力した際に、検索結果に検索したワードに取り消し線が引かれ、そのワードが「含まれない」検索結果が返されるケースが多く見られるようになりました。
Twitterの検索でも様々な声が聞かれて、とりわけある程度検索リテラシーの高い方々から不評が多く聞かれてます。
最近のgoogleは複数ワードで検索すると勝手に打ち消し線を引いて一部のワードが無視されるのが不便というのがすごく共感できるので、勝手に取捨選択されないようにしたいと思って「google検索 取り消し線 防止」で検索したら「防止」に打ち消し線を引かれて返された。
— みなみ こい@スタンプ固定ツイ (@c_oi) 2018年7月30日
最近のGoogleのアルゴリズムって破綻してきてないか?
ここ一年ぐらいキーワード複数で検索をかけると平気で「弱い」キーワードが含まれないページを上位にリストしてくる。#最近のGoogle使いにくい— JJ_the_sleeper (@JJ_the_sleeper) 2018年9月5日
実際に検索してみる
実際に「におの浜 ラーメン 塩」で検索してみるとこんな感じ。
一番上には「におの浜」が含まれない検索結果、3つ目、4つ目には「塩」というキーワードが含まれない検索結果が表示されています。
検索結果の「含まれない」を防ぐには
今回の検索意図としては、「におの浜(大津の地名)周辺の塩ラーメンが食べられるお店」を探したいというものでした。Googleとしてはにおの浜に塩ラーメン屋さんが無いために、におの浜を含めない検索結果を返してきたんだと思います。
今回は塩ラーメン程度だったので代替案を出してくれてよかったのですが(というかGoogleがこの機能を実装したのも、そもそもこういった目的があったはず)、もっとニッチなワードで検索をしていて、そのワードが含まれない検索結果を返されると結構ストレスです。
ツールで完全一致を選択しよう
実はこの「含まれない」を防ぐには設定で「完全一致」を選択することで簡単に防ぐことができます。
検索窓の右下にある「ツール」から、「すべての結果」ではなく「完全一致」を選択することで、検索ワードが含まれた検索結果が表示されるようになります。
で、実はこの含まれないに関する苦情については、Googleのウェブマスターオフィス・アワーで金谷さんが解説されています。(この質問は本来検索ユーザー側の質問なので、オフィス・アワーでは応えるべき質問ではない)
ニッチなワードでの検索で含まれない検索結果が返されると、正直萎えてしまうのでなるべく早く改善してほしいですね。