今年の9月に、RICOHからGR3が2019年春に発売すると発表があったものの、衝動には勝てませんでした。今なら値段もほぼ底値だし。というわけで、もう少ししたら型落ちになってしまうGR2を購入。
技術的なことは他の記事でもたくさん詳しく書かれているので、ここでは私の見解を簡単にご紹介。
GRシリーズは10年近く愛用
はじめてのGRは、GR DIGITAL 2。フィルムからデジタルに移行した2代目です。フィルム時代から変わらない無骨なデザインと、単焦点レンズへのこだわりに一目惚れして勢いで購入。
しかし買って2週間くらいして旅をした上海で紛失してしまい、撮影した写真とともに帰らぬカメラとなりました。
帰国後にGR DIGITAL 3を購入。しかしあまりにも写りが悪く、メーカーに問い合わせてみると初期不良認定されて交換することに。送られてきたGR DIGITAL 3を7年近く使い続けていました。
ズーム出来ないし手ぶれ補正もない
GRは好き嫌いの分かれるカメラだと思います。単焦点で光学ズームもない(クロップというトリミングでズームみたいな機能は一応ある)し、手ぶれ補正もないので暗くなると脇締めて撮影しなくちゃいけません。でもそれを求める人はそういう機能の付いたカメラを買えばいいだけのこと。
251gという軽さとサッと起動して撮影したいときに撮影出来る「スナップシューター」と呼ばれているのは伊達ではありません。
GRの魅力は、そのずっと変わらないデザインと作る側の情熱がこのカメラには詰まっているところにあると思います。「ぶれない」かっこよさがあるので惹かれるのでしょう。
何枚か撮ってみた
GR DIGITAL 3からの移行で一番感動したのは解像度が抜群によくなっていたことです。撮影素子の大型化がここまで影響あるのかと思いました。
購入して3日目ですが何枚か撮った写真を並べてみます。
楽しい。写真を撮るのがこんなに楽しいと思わせてくれるカメラに出会えて嬉しいです。GR2、すごくいいカメラ。これから出かけるときはずっと手放さずに持ち歩きたいと思います。